読書

読書

サピエンス全史(文明の構造と人類の幸福)/ユヴァル・ノア・ハラリ

2016年初版、2017年ビジネス書大賞受賞、全世界2500万部突破の帯のとおり目から鱗が落ちるような本でした。読みやすい翻訳でしたが中身が濃くて読み返さないと理解できないところもあり。内容の解説は下巻最後の7ページに渡る訳者あとがきが秀逸...
読書

宗教の起源/ロビン・ダンパー

本の帯で著者を進化心理学者と紹介されているが、霊長類の行動を専門とされており本の内容も生物学的に分析されているので進化生物学者と言った方がしっくりくる。 宗教を霊もしくは力が偏在する超自然的な世界に対する信仰と定義し①人間はどうして宗教を信...
読書

Over the Moon

伊藤蘭初エッセイ”Over the Moon”わたしの人生の小さな物語(2023/12/10初版)  伊藤蘭さん推し活の私としては見逃せない本、やっぱり買って読んでしまいました。 今までにもいろいろメディアには書かれてきましたが、本人による...
読書

「人類は21世紀に滅亡する?/糸川英夫」

この本のメモが平成9年4月付であった。20年以上前だから、昔から読書が好きだったようだ。  本は1994年発刊され5年後に著者(ペンシルロケットで有名になった天才的な工学博士)は既に亡くなられているが、そんな昔に書かれた本とは思えない程今の...
読書

お金の減らし方

「お金の減らし方/森博嗣」  著者は工作、鉄道模型が好きなこの元大学助教授。庭園鉄道を作るため大学の仕事をしながらお金を作る方法として作家を選んだ、2週間睡眠時間を削り書き上げた「すべてがFになる」で作家デビュー。  そして次々とヒット作を...
読書

孤独

橘玲推奨の本ということで「残酷すぎる人間法則/エリック/バーカー」を読む。 橘玲がこの本を「人生においてただ一つ本当に重要なものは他者との関係だ」1行で要約している。 この本読んでなるほどねと思った孤独についてメモする。  孤独とは一人でい...
読書

プラセボ効果

「残酷すぎる人間法則/エリック/バーカー」を読んで人間には凄い能力があるんだなと気付かされました。薬が入っていなくても薬と信じて飲むとその効果が出ることをプラセボ効果(偽薬効果)言われます。この効果の研究の一例ですが ①片頭痛薬と書いた偽薬...
読書

人の心は読めるのか?

「残酷すぎる人間法則」のメモ  FBIの犯罪プロファイリング調査は一見システマティックで科学的に聞こえる響きだが有効率が2.7%で全く当てにならないレベルで今は使われていないらしい。  人の心を読む(嘘を見抜く)能力には差が出ず、相手の読み...
読書

「実学」稲盛和夫

工学部応用化学科を卒業し就職した碍子メーカーが業績不振になり、社員8人をで京都セラミックを起業。会計知識がないことが幸いし、常識に囚われない経営の原点と会計の本質を見抜き大企業に育て上げ、さらにKDDIを設立しコピー機の三田工業と日本航空を...
読書

無(最高の状態)/鈴木祐

科学論文オタクでサイエンスライターが膨大な神経科学・脳科学のエビデンスから人生の苦しみの原因と対策・トレーニング方法を解説されている。  生き物全てが痛み(苦しみ)感じる。ところがヒトだけは、苦しみをこじらせる特殊な生体防御システムが備わっ...