世界一孤独な日本のおじさん/岡本純子 

 本を読んだわけではないのですが、youtubeで作者が対談しているのを見てなるほど、なるほど、孤独なおじさんにならないよう気をつけねばということでメモしておきます。

 煩わしい田舎の村社会から出て都会にでても、終身雇用の会社という村社会の中で煩わしさからは逃れることはできない。上司のパワハラ受けて、煩わしい人付き合いに疲れてコミュニケーションができなくなる人も多いのだろう。

 核家族化で家庭という安らぎの場も子供の独立、熟年離婚などますます薄くなって来ているが、男は人に頼らず黙って耐えるのが男らしいという孤独推奨文化で日本は特殊な風土で世界一孤独なオジサンが多いということである。

 職場の同僚や先輩、後輩、在職中は飲み会もあったし、レクリエーションもしたが、退職すればお誘いがかからないのは実感している。友達のいないオジサンは40%という統計データも、そうかもねと納得がいく。

 ひとりと孤独は違う。大勢の中にいても孤独の人はたくさんいる。

 そんな孤独でプライドが高いオジサン、定年退職後の言動が①むっつりおじさん②ダメ出しおじさん③昔話おじさん④説教オジサン⑤いばるおじさん⑥自慢話おじさん⑦キレるおじさんで、周りからますます嫌われ孤立してしまいがち。

 孤独は、死亡率を上げ幸福度を下げる。人付き合いは煩わしい面もあるが上手に付き合えば友達も増えて幸福度が上がるかもしれない。

そのアイデアとして

①聞く力、共感力を高める

②プライドをなくす。

③男らしさの抑圧から解放される。

④「コミュ力」を鍛える「あいうえお」

あ:あいさつをする

い:いいね!と褒める

う:うん、そうだね、と耳を傾ける

え:えがお

お:お礼を言う

 他人の言うことを素直に聞いて、頑固オヤジと言われないよう謙虚でいることが老人に求められているのではないでしょうか。

 孤独なおじさんを救うのは、仕切り上手なママがいるスナックのようなところで飲みにケーションするのが最強の方法だそうです。

 サードプレイス的なスナック(イギリス風にパブ)始めようかな~仕切り上手なマスターになって孤独なおじさんを救ってああげたい。

 熟女バーでもいいですけど。