microARRANGER

 microARRANGERは、曲のアレンジをすることに特化したキーボード、思いついたアイディアをすぐに形として残すことができるが、61鍵キーボードが小さいので演奏には向いていないがコルグのシンセシス音源で音は好き。

 発売は2011年11月で現在は販売終了になっている。

 ずっと前に購入したが、機能が多すぎてマニュアルがわかりにくかったのでほとんど使わずお蔵入り。最近曲のアレンジをしてみたくなり再挑戦。

曲の基本的な構造は、イントロ Aメロ 間奏 Bメロ サビ  エンディング

おおまかな手順としては

  • [SYNCHRO]をオンにする。
  • イントロ [INTRO1]キーか[INTRO2]キー
  • バッキングパターンのテンプレートでリズムにあわせてコードを切り替えながらメロディを弾く
  • フィルインを入れる
  • コードを弾き自動伴奏させて、Bメロを弾く
  • [ENDING1]または[ENDING2]キーでエンディング
  • 演奏ストップ

Style Play モード

スタイル(自動伴奏)を使って、キーボードに割り当てられた音色をリアルタイム・トラック(UPPER 1~3、LOWER)で演奏したものをパフォーマンスと呼んでいる。

Song Play モードではSDカードから直接再生したソングを聞いたり、4 つのリアルタイム(キーボード)・トラック(UPPER 1 ~ 3、LOWER)でソングに合わせて演奏したりします。

STYLEセクションの10のキーに表・裏で20個のバンクが割り当てられていて、それぞれのバンクにスタイルが入っている。

スタイル・バンクの各キーには2つのページ画面があり、それぞれ最大8つのスタイルがあります。[PAGE-/+]キーで希望のスタイルを探します。

  • 「8/16 BEAT 1」~「WORLD 3」スタイルと「LATIN 1」~「TRAD」スタイルは標準のスタイルとしてプロテクトがかかっている。このプロテクトは、解除することができます。
  • 「DIRECT SD」スタイルは、SD カード上のスタイルを、メモリーへロードせずにそのまま使えます。
  • 「USER 1」~[USER 3]スタイルには、SDカードから新しいスタイルをロードできます。
  • スタイルは、10種類のスタイル・エレメント(バリエーション1~4、イントロ1~2、フィル1~2、エンディング1~2)から構成されます。
  • コードをコード認識領域で演奏したとき、アレンジャー機能は、使用するスタイル・エレメントを指定し、次に、演奏されたコードに対して使用するコード・バリエーションを指定します。そして、コードを演奏するたびに、そのコード・バリエーションの各トラック用のスタイル・シーケンスが、NTT(ノート・トランスポーズ表)に従って、元のコードから認識されたコードへトランスポーズされます

イントロを入れることができます。

[INTRO1]キー コードを考えずに弾いても、弾いた音に則したコード・チェンジが入ります。

[INTRO2]キー コードを意識して弾きます。

[BREAK]キー 1小節分、演奏が止まり、また再開します。

[FILL1]キー 簡単なフィル バリエーション1、2(簡単なバリエーション)

[FILL2]キー 少し複雑なフィル バリエーション3、4(複雑なバリエーション)

[ENDING1] すでにプログラムされているフレーズが再生

[ENDING2] リアルタイムにコードを入れながら演奏する必要があります

[WRITE/CARD IN USE]キー
Style Play モードでこのキーを押すと、Writeウィンドウが開きます。このウィンドウではトラックすべてをパフォーマンスに保存したり、リアルタイム(キーボード)・トラックをシングル・タッチ・セッティング(STS)に、また伴奏トラックをスタイル・パフォーマンスに保存したりします。
Global Edit モードでこのキーを押すと、グローバル・パラメーターがメモリーに保存されます。
このキーのLEDはCARD IN USE インジケーターとしても機能し、カード・スロット使用中に点灯します

パフォーマンスにリアルタイム・トラックの設定を保存
パフォーマンス、シングル・タッチ・セッティング(STS)、またはスタイル・パフォーマンスにトラック設定を保存します。リアルタイム・トラックの保存にはパフォーマンスが便利です。


[SINGLE TOUCH]ONでスタイルを選択すると、リアルタイム(キーボード)・トラックも変更されます(シングル・タッチ・セッティングの設定が選択されます)。
これは、パフォーマンス設定よりも優先されます。

[STYLE CHANGE]ONでパフォーマンスを選択すると、スタイル(パフォーマンスに保存されているスタイル・ナンバー)も選択されます。

更とリセット
テンポを変更:メイン・ページでは、ダイヤル、または[DOWN/ -]、[UP/+]キーを使ってできます。

スタイル・データを読み出し

内蔵メモリー

メニュー・ページ(Song Play MENU)
Song Play モードの任意のページで[MENU]キーを押すと、SongPlay モードのエディット・メニュー(Song Play MENU)ページが表示されます。このメニューから、さまざまな Song Play モードのエ
ディット・セクションに入ります。
メニュー・ページでVOLUME/VALUE キー[A]~[H]を使用してエディット・セクションを選択し、[PAGE +]キーを押してエディット・ページを選択するか、[EXIT/NO]キーでメニューを終了します。
エディット・ページで[EXIT/NO]キーを押すと、Song Play モードのメイン・ページに戻ります。

page 1 – Mixer: Volume
シーケンサーの16系統のトラックの音量を調節するページです。トラック表示に対応するVOLUME/VALUEキー[A]~[H]で、左右のキーを同時に押すと、そのトラックのミュート設定または解除がで
きます。
トラックをミュートすると、別のソングを選択しても、そのトラックはミュートされたままになります。
[TRK.SELECT]キーを押すたびに、ソング・トラック 1 ~ 8 とソング・トラック9~16が切り替わります。

page 2 – Mixer: Pan
各ソング・トラックのパンを設定するページです。[TRK.SELECT]キーを押すたびに、ソング・トラック 1 ~ 8 とソング・トラック9~16が切り替わります。

page 3 – Mixer: FXSend (A/B)
内蔵エフェクト・プロセッサーA、B(通常はシーケンサー1 に指定)に入るトラックのダイレクト信号(エフェクトのかかっていない信号)のレベルを設定するページです。[TRK.SELECT]キーを押すたびに、ソング・トラック1~8とソング・トラック9~16が切り替わります。

以下の手順でエディットします。
TEMPO/VALUEセクションでパラメーターの値を変更します。
パラメーター000 エフェクトはかかりません。エフェクトのかかっていないダイレクト信号が出力されます。
パラメーター127 100% エフェクトがかかります。エフェクトのかかっていないダイレクト信号と、エフェクトのかかった信号が同じレベルで出力されます。

page 4 – FX: A/B Select
AとBのエフェクトを選択するページです。通常、Aエフェクトはリバーブ、Bエフェクトはモジュレーション・エフェクトです。
エフェクトAとBは通常シーケンサー1用ですが、Songモードで、4 つのエフェクトすべてを使ってソングを作成することもできます。“S2 FX Mode” パラメーターの設定によっては、この A、Bエ
フェクトをシーケンサー2に使用することもできます(P.77参照)。

Note: 4 つのエフェクト(A ~ D)すべてを使用したソングを再生し
ているときは、どのエフェクト・パラメーターもエディットできませ
ん。パラメーターはグレー表示になります。
Note: ソングを停止するか別のソングを選択すると、初期設定のエ
フェクトが選択されますが、ソングを停止してからエフェクトを変
更し、ソングの再生を再開させることもできます。Song モードで、ソ
ングがそのエフェクトを常に使用するよう設定できます。
A, B
AとBのエフェクト・プロセッサーに割り当てられているエフェクトです。通常、Aはリバーブ、Bはモジュレーション・エフェクト(コーラス、フランジャー、ディレイなど)です。使用できるエフェクトのリストは、P.171「エフェクト」を参照してください。
ModTrk (Modulating Track)
変化を与えるMIDIメッセージのソース・トラックです。実際にコントローラーを操作してMIDIメッセージを送信することで、エフェクト・パラメーターを変化させることができます。
B>Asend (B>A Send)Aエフェクトの入力へ送られるBエフェクト信号の量を設定します。

page 4 – FX: C/D Select
CとDのエフェクトを選択するページです。通常、Cはリバーブ、Dはモジュレーション・エフェクトです。
エフェクトCとDは通常シーケンサー2とリアルタイム・トラック用ですが、Songモードで、4つのエフェクトすべてを使ってソングを作成することもできます。“S2 FX Mode” パラメーターの設定に
よっては、A、Bエフェクトをシーケンサー2に使用することもできます(P.77参照)。

C, D
CとDのエフェクト・プロセッサーに割り当てられているエフェクトです。通常、Cはリバーブ、Dはモジュレーション・エフェクト(コーラス、フランジャー、ディレイなど)です。使用できるエフェクトのリストは、P.171「エフェクト」を参照してください。

ModTrk (Modulating Track)
変化を与えるMIDIメッセージのソース・トラックです。実際にコントローラーを操作してMIDIメッセージを送信することで、エフェクト・パラメーターを変化させることができます。
D>Csend (D>C Send)Cエフェクトの入力へ送られるDエフェクト信号の量を設定します。

page 5 – FX: A Edit
このページは、Aエフェクト(通常はシーケンサー1のリバーブ)をエディットするパラメーターを表示します

VOLUME/VALUE キー[E]、[F]および[G]、[H]を使用して、パラメーターのリストをスクロールします。
VOLUME/VALUEキー[A]~[D]でパラメーターを選択します。
TEMPO/VALUE セクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/+]キーで、選択パラメーターをエディットします。
Note: 4 つのエフェクト(A ~ D)すべてを使用したソングを再生しているときは、どのエフェクト・パラメーターもエディットできません。パラメーターはグレー表示になります。
Note: ソングを停止するか別のソングを選択すると、初期設定のエフェクトが選択されますが、ソングを停止してからエフェクトを変更し、ソングの再生を再開させることもできます。Song モードで、ソ
ングがそのエフェクトを常に使用するよう設定できます。
パラメーター
各エフェクト・タイプで使用できるパラメーターのリストは、P.171「エフェクト」を参照してください。

page 6 – FX: B Edit
このページは、Bエフェクト(通常はシーケンサー1のモジュレーション・エフェクト)をエディットするパラメーターを表示します。詳細は、上記の「page 5 – FX: A Edit」を参照してください。
page 5 – FX: C Edit
このページは、Cエフェクトをエディットするパラメーターを表示します。“S2 FX Mode” パラメーターが CD に設定されているときにのみ、このページにアクセスできます。詳細は、上記の「page 5 –
FX: A Edit」を参照してください。
Note: エフェクトCとDはリアルタイム(キーボード)・トラックでも使用します

page 8 – Track: Int/Ext
各トラックの内部 / 外部ステータスを設定するページです。ソング・トラックで外部エクスパンダーをコントロールするときに便利です。
[TRK.SELECT]キーを押すたびに、ソング・トラック 1 ~ 8 とソング・トラック9~16が切り替わります。

パラメーター
Internal
トラックは内蔵音源で生成されたサウンドを再生します。MIDI OUT 端子に接続されている外部機器の再生はしません。
Exnternal

トラックはMIDI OUT端子に接続した外部機器を再生します。内部サウンドを再生しないので、同時発音数を有効に利用できます。任意のトラックが“External” に設定されていると、そのトラックに
割り当てられているプログラム名ではなく、送信されているコントロール・チェンジとプログラム・チェンジ・データが表示されます。以下の例では、CC#0がコントロール・チェンジ 0(バンク・セレクトMSB)、CC#32 はコントロール・チェンジ 32(バンク・セレクト LSB)、PCはプログラム・チェンジです。

Both

トラックは内蔵音源とMIDI OUT端子に接続されている外部機器の両方を再生します

page 9 – JB List(ジュークボックス)
ジュークボックス機能は、キーをワンタッチするだけで最大127個までのソング・リストを再生します。ジュークボックス・ファイルは普通のソングと同じ要領で、Song Selection ページで選択します
(P.72「ジュークボックス・ファイルの再生」参照)。

このページではジュークボックス・ファイルの作成、エディット、保存をします。ジュークボックス・ファイルがすでにシーケンサーに割り当てられている場合は、このページが表示されるとすぐにファイ
ルをエディットできます。それ以外の場合は、NEW_NAME.JBX という中身が空のファイルのページが表示されます。
既存のジュークボックス・ファイルがすでに選択されている状態でも、新規ファイルを作成するには、[SHIFT]キーを押しながら[F-4](DEL)キーを押してから、[ENTER/YES]キーを押して確定します
(後述の「DEL ([F-4]キー)」を参照してください。)このページで[PLAY/STOP]キーを押すと、ジュークボックスの再生が、現在選択されているソング(画面上の一行目にあるソング)か
ら開始します。

Note: 拡張子“.JBX”の付いたジュークボックス・ファイルの保存先は、リストにあるソングと同じフォルダになります。
PC以下の手順で新規ファイルを作成するか、既存のファイルを上書きします。

  • リストを保存したい“.JBX”ファイルを、画面の一行目に移動します。既存のファイルを上書きしたい場合は、そのファイルを
    選択します。NEW_NAME.JBX の項目を選択して新規ファイルを作成します。
  • VOLUME/VALUE キー[E]、[F]では上へスクロールし、[G]、[H]では下へスクロールします。または TEMPO/VALUE セクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/ +]キーでリ
    ストをスクロールします。
  • 新規ファイルを作成する場合、画面の一行目にNEW_NAME.JBX の項目があるときは、VOLUME/VALUEキー[A]で、左右どちらかのキーを押します。選択した項目に名前をつけるよう、表示が出ます。
  • [DOWN/-]または[UP/ +]キーでカーソルを移動し、ダイヤルで文字を選択します。[INSERT]キーを押すとカーソル位置で文字が挿入され、[DELETE]キーを押すとカーソル位置の文字が削除されます。
  • 名前を付けたら、[F-2] (SAVE)キーを押して確定します。「Areyou sure?(よろしいですか?)」というメッセージが表示されるので、[ENTER/YES]キーを押して確定するか、[EXIT/NO]キーで中止します。

ADD ([F-2]キー)現在のリストの最後にソングを追加します。リストには最大127個のソングを追加できます。
Note: ジュークボックスのリストに入れられるのは、同じフォルダに入っているソングのみです。
INS ([F-3]キー)カーソル位置(つまり、画面上の一行目)でソングを挿入します。挿入したソングより後のソングの番号が順次繰り上がります。リストには最大127個のソングを追加できます。
Note: ジュークボックスのリストに入れられるのは、同じフォルダに入っているソングのみです。
DEL ([F-4]キー)画面上の一行目にあるソングを削除します。[SHIFT]キーを押しながら[F-4]キーを押すと、ジュークボックスのリスト全体が削除されます。(「Are you sure?(よろしい
ですか?)」というメッセージが表示されるので、[ENTER/YES]キーを押して確定するか、[EXIT/NO]キーで中止します。)ジュークボックス・ファイルの名前が「NEW_NAME.JBX」に変わり

page 10 – Preferences (Gbl)
一般的なパラメーターを設定するページです。

SD カード

 SD カードを挿入して、パネル上のSTYLEセクションで、下列にある[DIRECT SD]キーを押して選択します。カード・スロットで、SDカード上にある、“.SET”という拡張子の付いた最初のフォルダ(アルファベット順)を読み出し、そのフォルダ内にあるスタイルを直接選択できるようになります。(データをロードする必要はありません。)Note: SD カードのデータを読み込んで画面に表示するまでには数秒かかります。
[PAGE-/+]キーでDIRECT SDスタイルを次々と表示させます。SDカードには、最高6ページ、48種類のDIRECT SDスタイルが入ります。

[SD CARD]キーを押してCard: Loadページを[F-1] (SD)キーでSDカードを選択します。

DIRECT SDバンクに入れる3種類のスタイル・バンクをロードします。

Card:Save ページを表示させます。

“ALL”が選択されている間に[F-3] (OPEN)キーを押して開きます。
VOLUME/VALUEキー[E]、[F](上へスクロール)とVOLUME/VALUEキー[G]、[H](下へスクロール)、またはTEMPO/VALUE セクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/+]キーを使って、“STYLE” を画面の一行目に移動し、[F-2](SAVE)キーを押します。

               DIRECT SDページ

*.SET > STYLE > USER01   1, 2
*.SET > STYLE > USER02   3, 4
*.SET > STYLE > USER03   5, 6
Note: SD カードからの読み出しは、内蔵メモリーからの読み出

Style Play モードのメイン・ページ

現在選択されているスタイル  選択されているSTSまたはパフォーマンス

[STYLE CHANGE]ONでパフォーマンスを選択すると、スタイル(パフォーマンスに保存されているスタイル・ナンバー)も選択されます。

スタイルトラック グループになっている伴奏(バッキング)トラック

A Drum/Percトラック

B Bassトラック

C  Acc. 1 ~5(伴奏)トラック

パラメーター

Program, Volume, Pan,Octave, Detune, PitchBend, Poly/Mono/Drum,Int/Ext, Wrap Around,Keyboard RangeA&B Effect Send level,Type, ParametersProgram parametersDrum Mapping,Kick&Snare Assignation

STYLE セクションの一番左のキーを押して、スタイル・バンクの列(上列か下列)を選択します。

[PAGE-/+]キーを押してスタイル・ページを選択します。各バンクの画面は2ページあり、それぞれ8個のスタイルが入っています。

使用したいスタイルを見つけたら、対応する VOLUME/VALUEキー[A]~[H]で選択します。Note: 新しいスタイルは次の強拍で入ります

[DISPLAY HOLD]キーの LED が点灯している場合は、[EXIT/NO]キーを押してウィンドウを閉じます

リアルタイム(キーボード)・トラック

E UPPER 1トラック

F UPPER 2トラック

G UPPER 3トラック

H LOWERトラック

パラメーター

Master Transpose,Program, Volume, Pan,Octave, Scale, Detune,Pitch Bend, Poly/Mono/Drum, Int/Ext, Damper,Dynamic Range, JoystickC&D Effect Send level,Type, ParametersProgram arametersPads

[TRK.SELECT]スタイル・トラックを表示、エディット

画面の右側にあるVOLUME/VALUEキー[E]~[H]で、プログラムを割り当てる先のリアルタイム(キーボード)・トラックを選択します。

プログラム(音色)の選択

PROGRAM/PERFORMANCEセクションの10のキー表・裏で20個のバンクが割り当てられていて、それぞれのバンクに8個のれ8つ(全部で160)のパフォーマンスが入っている。

AからHのキーで選択。

  • 画面の右側にあるVOLUME/VALUEキー[E]~[H]で、プログラムを割り当てる先のリアルタイム(キーボード)・トラックを選択します。
  • [PROGRAM]キーを押します。PROGRAM/PERFORMANCEセクションのキーでプログラムが選択できるようになります。
  • 使用したいプログラムが入ったPROGRAM/PERFORMANCEバンクを選択します。(プログラム・バンクの各キーには楽器名がラベル表示されています。)
  • プログラム選択ウィンドウに 最後に選択したプログラム:選択トラックが表示される。
  • 選択したバンクに入っている各プログラムを表示させるには、[PAGE-/+]キーを繰り返し押します。
    各バンクの画面ページは複数あり、それぞれ最高8個のプログラムが入っています。
  • 使用したいプログラムを見つけたら、対応するVOLUME/VALUEキー[A]~[H]で選択します。
  • [DISPLAY HOLD]キーのLEDが点灯している場合は、[EXIT/NO]キーを押してウィンドウを閉じます。

シングル・タッチ・セッティング(STS)の選択

STSを選択できるのは、Style PlayモードかBackingSequenceモードのメイン・ページが表示されているときのみです。

シングル・タッチ・セッティング(STS)にはリアルタイム(キーボード)・トラックの設定が入っています。各スタイルには4種類のSTSがあり、画面の下にあるSINGLE TOUCH SETTING [F-1]~[F-4]キーを押して呼び出します。
キーボード・トラックに割り当てられたプログラムやエフェクトを、ワン・タッチで変更するには、パフォーマンスかシングル・タッチ・セッティング(Style Play モードのメイン・ページで、[F-1]~[F-4]キーを使用)を選択します。

  • [SINGLE TOUCH]キーのLEDが点灯中は、シングル・タッチ・セッティング(STS)#1 が自動選択され、リアルタイム・トラックが変更されます。キーボードに割り当てられたプログラムと
    キーボード・モードも変更される場合があります。
  • [SINGLE TOUCH]キーの LED が消灯中は、リアルタイム・トラックは変更されません

ショートカット

パフォーマンス、プログラムが元々入っているバンクを簡単に表示 [SHIFT]キーを押しながら STYLE セクション、または PROGRAM/PERFORMANCE セクションの一番左のキーを押します。[SHIFT]キーを離すとウィンドウが閉じます。

ソングの録音[Backing Sequence]

Backing Sequenceモードに入ります。

  • [RECORD]キーを押します
  • リアルタイム・レコーディング・モード(RealtimeRecording)を選択します。
  • パフォーマンスやシングル・タッチ・セッティングを必要に応じて変更します。
  • [START/STOP]キーを押します。カウント・ダウンが始まり第1小節に入ったら、演奏を始めます。
  • ライブ演奏の要領で弾きます。スタイルを再生しながら弾いているときとまったく同じ操作ができます。別のスタイル、パフォーマンス、STS、別のバリエーション、フィル、エンディングなどを必要に応じて選択します。イントロから録音することもできます。その場合は、[START/STOP]キーを押して録音を開始する前に、どちらかの[INTRO]キーを押してください。
  • ソングを止めます。ソングを止めるには、[START/STOP]キーを押すか、どちらかの[ENDING]キーを押します。ソングは止まりますが、録音はまだ続いています。このため、別のソングをそのまま続けて録音することもできます。(ステップ6から繰り返してください。)録音を終了するには、次のステップへ進んでください。
  • 録音を終了します SEQUENCER1 セクションの[PLAY/STOP]キーを押します。バッキング・シーケンスのプレイ・ページが表示され、録音状態が解除されます。バッキング・シーケンス・トラック(RT と Ch/Acc)が再生状態(PLAY)に戻ります

 バッキング・シーケンスのプレイ・ページで、SEQUENCER1セクションの[PLAY/STOP]キーを押すと、新しいソングが再生されます。

 録音したソングに満足したら、Song モードに切り替えて編集したり、以下の要領で保存し、Song Playモードで再生したりします。

 Song Playモードに切り替えたときに、ソングは消去されてしまいます。

ソングを保存

ソングは、必ずSDカードに保存してください。

  • SDカードをカード・スロットに挿入します。
  • バッキング・シーケンスのプレイ・ページで、“Save Song” パラメーターを選択します。
  • [F-1]キーを押してSDカード(SD)を選択します。
  • VOLUME/VALUEキー[E]、[F](上へスクロール)または[G]、[H](下へスクロール)、あるいはTEMPO/VALUEセクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/ +]キーを使用して、ソングを保存する先のフォルダを画面の一行目に移動します。[F-3] (OPEN)キーを押すとフォルダが開き、[F-4] (CLOSE)キーを押すとフォルダが閉じます
  • 新規ファイルを作成するので、「NEW_NAME.MID」というファイル名を画面の一行目に移動します
  • 「NEW_NAME.MID」を選択した場合は、VOLUME/VALUE キー[A]で、左右どちらかのキーを押します。新しいファイルに名前をつけるよう、表示が出ます。[DOWN/-]、[UP/+]キーでカーソルを移動し、ダイヤルで文字を選択します。[INSERT]キーを押すとカーソル位置で文字が挿入され、[DELETE]キーを押すとカーソル位置の文字が削除されます。
  • 新しいMIDIファイルに名前を付けたら、[F-2] (SAVE)キーを押して確定します。「Are you sure?(よろしいですか?)」というメッセージが表示されるので、[ENTER/YES]キーを押して確定するか、[EXIT/NO]キーで中止します。

ソングの再生[SONG PLAY]

  • ソングの入っているSDカードをカード・スロットに挿入します。
  • [SONG PLAY]キーを押してSong Playモードに入ります。
  • VOLUME/VALUEキー[A](S1:に該当)を押して、ソング選択(Song Selection)ウィンドウを開きます。
  • [F-1]キーを押してSDカード(SD)を選択します。
  • TEMPO/VALUE セクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/+]キー、またはVOLUME/VALUEキー[E]~[H]を使って、リストをスクロールし、希望のファイルを画面の一行目に移動します
  • 希望のファイルがフォルダに入っている場合は(名前の先頭にが表示されているファイル)、フォルダを一行目に移動してから、[F-3]キーでOPENコマンドを選択します。フォルダを閉じて1つ上の階層に戻るには、[F-4]キーでCLOSEコマンドを選択します。
  • 希望のファイルを画面の一行目に移動させたら、[F-2]キーでSELECTコマンドを選択します
  • Song Playモードのメイン・ページでS1:の行にソングが表示されたら、SEQUENCER 1 セクションの[PLAY/STOP]キーを押すと再生が始まります。

番号の付いたソングの選択
SD カード上のソング(最高 9,999 曲まで)には順に番号がふられています。この番号はSong Selectionページのソング名の前に表示されています

メイン・ページ、ソングを選択するページ、または歌詞表示のページでは、STYLEセクションのキーがテンキーとして機能します。このテンキーで、選択したいソングに該当する 4 桁の数字を入力します。
Song Selection ページで選択したフォルダが現在のフォルダになります。このようにすれば、ソングの呼び出しが手早くできます。

ソングの作成、エディット

外部シーケンサーや本機の Songモード、Backing Sequence モードで作成したスタンダード MIDIファイルの初期パラメーターもエディットできます。
エディットしたソングはスタンダードMIDIファイル(“.MID”ファイル)として保存し、Song Playモード、Backing Sequenceモード、あるいはSongモードで再生できます。

ソングのトラックを表示させるには、[TRK.SELECT]キーで、メイン・ページからトラック・ページに切り替えます。

このキーを1度押すとトラック1~8([TRK.SELECT]キーのLEDが点灯)が表示され、もう1度押すとトラック9~16([TRK.SELECT]キーのLEDが点滅)が表示されます。

さらにもう1度押すとメイン・ページに戻ります([TRK.SELECT]キーのLEDが消灯)。

Songモードのアイコン(song)
Songモードのときはこのアイコンが表示されます。
ページ・ヘッダー ヘッダーは現在選択されているソング名を表示します。
小節ナンバー 選択されているソングの現在位置にある小節ナンバーを表示するカウンターです。
Load Song: VOLUME/VALUEキー[B]ソング(スタンダードMIDIファイル)を選択します。Song Selectionページが表示されるので、そこでソングを選択します(以下の「LoadSongページ」参照)。
Save Song: VOLUME/VALUEキー[C]エディットしたソングをスタンダードMIDIファイルとして保存します。このキーを押すと、Save Song ページが表示されます(P.88「Save Songページ」参照)。
Sel. Tempo (Select Tempo): VOLUME/VALUE キー[D]このパラメーターを選択すると、TEMPO/VALUEセクションでテンポの選択ができるようになり、VALUE インジケーターが消灯します。
Note: テンポが記録されるときは常に既存のデータを上書きします。
Metro: VOLUME/VALUEキー[F]再生時のメトロノームをオン/オフします。
Meter: VOLUME/VALUEキー[G]表示専用で、選択ソングの拍子記号を表示します。
Tempo: VOLUME/VALUEキー[G]テンポ・チェンジの仕方を設定します。

Man(ual) カーソルが“Sel. Tempo” パラメーターにあるとき、TEMPO/VALUEセクションのダイヤル、[DOWN/-]キーまたは[UP/+]キーでテンポを変更できます。ソングは、ここで設定したテンポを使って再生されます。
Auto
ソングを録音した時点で設定されていたテンポが使用されます。

簡単なトラック削除
ソングのRecord モードのメイン・ページが表示されており、画面にソング・トラックが表示されているときは、[DELETE]キーを押しながら、削除したいトラックに対応するVOLUME/VALUEキー[A]~[H]の左右どちらかのキーを押します。「Are you sure?(よろしいですか?)」というメッセージが表示されるので、[ENTER/YES]キーを押してトラックを削除するか、[EXIT/NO]キーで操作を中止します

ソング全体の削除
メ イン・ページで[SHIFT]キー+[DELETE]キーを押すとソング全体が削除されます。

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