Reverb
音は反射せず直接聞こえる直接音、反射して聞こえる初期反射音 、反射音が反射して聞こえる後期残響音 が重なり合って聞こえてきますがこの反射してくる音がリバーブ。
部屋の大きさや壁の形や硬さによってリバーブが違ってくる、これらをシュミレートするのがリバーブというエフェクタでおおまかなリバーブの種類は次の4つくらい覚えておきたい。
ホール(Hall)残響の立ち上がりは遅く余韻も長い音響特性が整った大規模な空間の残響
ルーム(Room)残響の立ち上がりは速く余韻も短い
プレート(Plate)立ち上がりがとても早く、滑らかな余韻
スプリング(Spring)金属バネに音を流し、振動させることによって残響、ギターアンプに内蔵されていることも多い。
エフェクトをかける前の音がドライ、かけた後のおとをウェットで混ぜた音がミックスになります。
リバーブのパラメーターは
アーリーリフレクション(Early Reflection)初期反射音の音量
プリディレイ(Pre Delay)残響が鳴り始めるまでの長さmsec単位。大きいと広い空間を再現。
ディケイタイム(Decay Time)後部残響音の長さ。値が大きいほど、広い空間の響き
サイズ(Size)残響から感じる空間のサイズ
ディフュージョン(Diffusion)後部残響音の拡散度合い。小さいとすっきりとした印象の残響になり、逆に大きいと滑らかな印象
フィルター(Filter)残響に含まれる特定の帯域・明るさ・重さ。
ミックス(Mix)原音と残響成分のバランス。インサートで使う場合はミックスの値を適度に調節する。センドリターンで使う場合は100%の状態にしておいて、センド量で調節。
リバーブのかけ方で曲の印象をが変わってくる。
アップテンポなポップスは短めに
バラードは深めに
メインボーカルは浅めに
コーラスは深めに
が定番のようです。