CSF子豚ワクチン接種時期

CSF子豚ワクチン接種時期について理解できなかったところが、北大迫田先生の説明で少しわかりました。

①子豚からワクチンを接種している豚の中和抗体中央値が128倍とすると全く免疫のない母豚にワクチン接種したとき中央値はかなり上がるらしい(政策転換世代豚)結果移行抗体が上がり、昔のワクチン接種プログラムではワクチンブレイクで抗体が上がらず再接種が必要となる子豚が出てくる。

②移行抗体が高い子豚の抗体上昇が鈍いことが経験的にわかっている。

③中和抗体検査は感度が高いが生ウイルスを使うので検査が難しい。

④ELISA検査は感度が低い(中和抗体価16倍で陽性)ため接種4週後の抗体検査で陰性と誤診される可能性がある。

結局母豚の抗体保有状況など精査して集団免疫をどう確立していくかが課題になる。

今まさに手探り状態で家畜保健衛生所などで抗体検査が行われています。

皆さん頑張ってください。

長野県松本家畜保健衛生所主催のZoomオンライン豚熱ワクチン研修会(YouTube公開)肝の迫田先生の話は30:57sec頃からです。

https://www.youtube.com/watch?v=boULQuYVh8Y&feature=youtu.be

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