ChatGPT

米国での話ですが、医療相談で、ChatGPTが医師に圧勝。

多分獣医でも同じことが言えると思う。

患者や飼い主が事前にChatGPTを使っていると・・・やりにくくなるかな?

たぶんChatGPTを使いこなす患者や飼い主はまだまだ少ないからしばらくは大丈夫だと思うが今のうちに医療スタッフが勉強して、ややこしそうな病気はスタッフが問診してChatGPTでスクリーニング鑑別診断リストと除外診断リストを作っておいて、必要な検査して、診断確定して、最新のエビデンスのある患者にあったオーダーメイド治療ができればいいねえ~

試しにこんな質問をChatGPTにしてみると・・・

  • Q:飼い犬が昨日から嘔吐と下痢を繰り返し、元気な食欲はありません。治療は必要でしょうか?犬種はミニチュアシュナウザーで8歳の去勢した雄です。
  • AI:はい、犬が嘔吐や下痢を繰り返し、元気や食欲がなくなった場合は、治療が必要です。そのた め、獣医師に診察してもらい、治療を受けることをお勧めします。
  • Q:ペットの犬が水をたくさん飲んでたくさん尿も出ます。元気食欲もありません。犬は柴犬で雌の10歳です。病気でしょうか?
  • AI:犬が水をたくさん飲んで、たくさん尿を出すことは、多くの場合、糖尿病や腎臓疾患、または尿路感染症などの病気の自覚として知られています。や食欲がない場合は、獣医師に相談することをお勧めします。柴犬の平均寿命は12〜15年程度であり、10歳という年齢は高齢に近いです。年齢による健康問題や、加齢による疾患のリスクが高まることが考えられます。早めに獣医師に診てもらい、適切な治療を受けることが大切です。

鑑別疾患リストに子宮蓄膿症が入ってくると思ったのだが、入ってこなかった。質問の仕方が悪かったのか、こんなものなのかわからないが、どんどん進化していきそう、獣医療ではこれからどんな使い方がされていくんでしょう。

読書

次の記事

人の心は読めるのか?