松本市三城いこいの広場 オートキャンプ場
松本市で見たいイベントがあり、ついでにソロキャンプをしてみようと思い立ち行ってきました。
前から北海道をキャンプツーリングしようと少しずつ買っていたキャンプ道具と30年以上前のキャンプ道具を寄せ集めてのオートキャンプですが、不便を楽しみに行く修行のようなもんでした。
テント、タープの設営で1時間、火を起こして、料理するのに1時間、調味料忘れて味付けできない、古いガソリンのランタンがすぐ消える、虫に刺されて痒いけどムヒ忘れた、焚火しながらウクレレ練習しようかと思ったがまわりにが静かすぎて迷惑かなと我慢して・・
夕食終わったらすることがない。どんぐりがテントに落ちる音を聞きながら9時に就寝。朝は夜が明けるとともに火を起こして湯を沸かし珈琲を入れる。



キャンプ場は家族連れ・男女カップルとソロキャンプが半々くらい。ソロキャンパーは黙々と焚火をしている。
男性にとって、ソロキャンプは自己探求の旅であり、心理的なリセットの機会として機能するのだそうだ。
ソロキャンプは楽しいのか?
AIに聞いてみた・・・
ソロキャンプは
圧倒的な自由度と自分のペースで過ごせる楽しさ
自然の静寂の中で自分の好きなように時間を使い、焚き火を眺めたり、写真を撮ったり、読書をしたりと、心を満たす特別な体験ができます。
一方で、静けさから寂しさを感じることもあり、安全対策や他者への配慮といった注意点も存在します。
圧倒的な自由と自分のペース:他人に気を使う必要がなく、起床時間、食事のタイミング、過ごし方をすべて自分で決められます。
自分だけの時間と空間の創造:誰にも邪魔されず、自分の趣味や好きなことに没頭できます。
新しいキャンプ道具を使う瞬間や、焚き火を眺める時間は格別の楽しみです。
成長と達成感
自分の力でテントを設営したり、火を起こしたりすることで、自身の成長を感じられます。
自然との一体感
周りの自然の音に耳を澄ませたり、美しい景色を独り占めしたりすることで、日常では得られない充足感と感動を味わえます。
手軽さ:
荷物や食材が自分一人分で済むため、準備が簡単で費用も抑えられます。
ソロキャンプの楽しさ
- キャンプ場に向かうまでの運転がワクワク!
- テント設営が上手くなり、自身の成長が感じられる
- 新しく買ったキャンプ道具を初めて使う瞬間
- 焚き火を眺めてゆっくり過ごす時
- キャンプ場をぶらぶら散策する
- 知らない植物、生き物を知った時
- 一眼レフカメラでお気に入りの写真が撮影できた時
ソロキャンプのおすすめの過ごし方10選
- 設営の練習
- 自然の風景を満喫する
- 好きなキャンプ飯を楽しむ
- 焙煎したコーヒーを味わう
- キャンプギアのメンテナンス
- 焚き火に癒やされる
- 読書や映画鑑賞に没頭する
- 写真や動画を撮ってSNSに発信
ソロキャンプをやってみて
ドーム型テントを組み立てるのは簡単なのだが、一人でポールを2本立ててタープを張るという作業は要領が悪いとうまくできない。
1本のポールを自立させるためには3方向からロープで引っ張らないと立たない。いろいろ試行錯誤してペグを先に4か所打っておいてから2本のロープにポールの頭に付ける。反対側にも同じことをしておいてタープをポールの頭を付けてロープを緊張させる。
タープは一番高い所でも身長くらいしかない、ロープも4本張ってあってひっかかりやすいので動線を考えた配置が大事だ。
焚火の位置をセンターにすると動線の邪魔になってしょうがない。センターの動線は確保すべきだろう。
炭に火をつけるとき予め炭を細かく割っておくと火がつきやすいし平らになるので直火に網を乗せやすい。
段ボールや火吹き棒があると着火しやすい。手間はかかるが火をおこすのが夢中になれて面白い。
風向きによって煙の動きが変わるたびに風下に移動するのだが、その都度イスを移動するのは面倒なので一人でもイスを2つ用意しておくといい。
ランタンは一つでは暗い、2つ用意して2本のポールにポールハンガーで吊り下げるといいのかなと思う次回はそうしよう。
夜中にトイレに行くとき真っ暗なのでテントの外に明るさを調節できる電池式のLEDランタンを置いておくと良い。
キャンプ飯はソロキャンプのメインイベントだ。地元のスーパーで食材を考える。地元ならでは食材があればと探してみたが結局カット野菜、ウインナーソーセージ、串にさした鶏肉、味付けしたラム肉と缶ビールとお茶、朝ごはんにパンとドリップ珈琲を購入。
サラダオイル、調味料を買い忘れてフライパンによる調理ができなくなった。
火の加減が難しいので、網で焼く野菜はコゲて肉はまんべんなく火が通りにくい。やっぱり調理はガスコンロの方が良い。
朝珈琲を飲みため火を起こして湯を沸かすまで1時間かかるし、撤収のさい残った火を始末するのも面倒だった。
今回はあえてガスコンロを持ってこなかったことを悔やむ。次回はキャンプ用のおしゃれなガスコンロを用意しよう。
焚火と調理は別物と考えて、焚火を見ながらコンパクトなテーブルにガスコンロを置いて鍋とか鉄板焼き、鉄串に刺した肉などを焚火の直火で約とかしながらまったりと缶ビール飲みながら食事を楽しんでみよう。
テントの下に大きめの段ボールを敷いておくとクッションと断熱ができて出入り口あたり素足が汚れないのでいいだろう。



まとめ
電気・水道・ガスがない時代は、こんな生活をしていたんだなと・・キャンプ場には離れているけど水道も水洗トイレもあるしキャンプグッズがあるから昔の苦労には全然及ばない。
太古の昔から川へ水を汲みに行って、狩猟をして、襲われたり虫に刺されたり怪我したり、そんな中で出産したり子育てしたりしながら生き残ってきたから今の私たちがある。
生き残れたのは、人類の知恵と共同作業で衣食住が確保できたから。
自然との闘いからは逃れることができたが、人が増え過ぎて人同士の争いが絶えない。
目に見える戦争だけでなく、組織や社会の中で競争やいじめは日常茶飯事のことで過度なストレスでうつ病になったりすることも多い。
多人数のキャンプでは飲んで食って話をして楽しいのですが、ソロキャンプは不便なことを楽しみ一人静かに人間の原点を顧みることかなと思う。
自然の中で人間はほんと小さくて無力な存在だなあと、クマがでたらどうしようとかSFTS感染したマダニに刺されたらどうしようとか、人間一人じゃたいしたことは何もできないですねえ。
次回は星空がきれいなキャンプ場で星を見ながら寝てみたい。
おまけ
帰りに松本城わ観光して蕎麦俱楽部佐々木で3千円の蕎麦ランチ食べてきました。



