老害の人
老化による脳の機能低下で、感情のコントロールや思考がうまくできなくなりまわりに迷惑かける人。老害と認知症は別物だが初期症状は区別がつきにくい。そして本人に自覚がない。
老化現象だから仕方ない、長生きすればそうなる確率が高くなる。
65才を過ぎると脳は毎年サイコロ1個分くらい小さくなるそうで、4人に1人が軽度認知障害と言われている。認知症と軽度認知症の違いは日常生活に支障が出ているかどうかで自分も軽度認知症ではないかと心配になる。
老害は病気というより性格のような気もするが、認知機能の低下で理性をコントロールできずまわりを不快にさせるような気がする。
- 65歳以上の約10人に1人は車椅子か寝たきり
- 65歳以上の約5人の1人は認知症
- 65歳以上の約3人に1人は5種類以上の薬を毎日飲んでいる
- 65歳の約5人の4人は、少なくとも1つ以上の慢性疾患を持つ
統計データを見るとこんなにもと落ち込んでしまう。
そんな老害の人の特徴
今までできたことができなくなり、体のあちこちが壊れてくる。考えることが面倒になり、新しい記憶が作れず前例や権威、過去の成功体験に固執し、経験のない後輩に対して優越感に浸る傾向になる。
- 話しが長い
- 新しい技術に否定的
- 昔の苦労話をする。
- 同じ話を何回もする
- 上から目線
- 陰口が多い
- 自分の非を認めない
- 直ぐ怒る
- 若者に批判的
- 男尊女卑、古い価値観を押し付ける
こんな先輩もいるが、そうならない人もいる。
老害になる悪い習慣
- 缶ビール2缶以上
- 社会的孤立
- タバコ
- 大気汚染
- 糖尿病
- ストレス
- 脳への衝撃ヘディング
- 聴覚障害
そうならないための努力もしようと思う。
- 話は簡潔に
- 新しいことに挑戦、創作知的作業
- 昔の苦労話はしない
- 同じ話を繰り返さない
- 敬意をもって人と接する
- 自分に非があれば素直に認めて謝る
- 怒る前に一呼吸
- 陰口をたたかない
- 若者の意見を聞く、勉強して脳を使う
- 男女平等、古い価値観を押し付けない
- 缶ビールは2缶までにする
- 社交的になる
- 禁煙
- 部屋の換気
- 食べ過ぎない、バランスの良い食事
- 決まった時間に寝て起きて睡眠を十分とり脳を覚醒させる。
- 夕方6時以降は仕事をしない。睡眠削って仕事をするよりも朝仕事をしたほうが能率が3倍良い。
- ストレスをためない
- 続けられる運動をする
- 大音量で耳を酷使しない
老害の人と言われないようにするためには、脳の機能低下を抑えて脳の柔軟性を保ち、自分を客観的に評価するように努力しなければならない。
長生きすればいずれ認知症にもなりまわりに迷惑をかけることになる。
先のことを心配しても仕方がないので今のうちにまわりにやさしく接して昔はいいおじいちゃんだったのよと言われるように思いやりを貯蓄しておきましょう。
そして老害の人と接するときは
- 愛を持って接する
- 距離を保つ
- 事実関係だけで対応する
- 曖昧さをなくす(話しが長いと理解できないから簡潔明瞭に)
ということを思いだしましょう。
参考動画
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