運のいい人の法則/Dr.Richard Wiseman

 運とか不運とかに科学的にアプローチしようとするところが凡人ではないと思いますが、超簡単にまとめると心の持ちようで幸運はやってくるということですがなんか救われるような気がします。

 心理学的な実験と膨大なアンケートで幸運を科学的に検証した結果、幸運は習慣を変えることによって呼び寄せることができると結論付けています。

 著者は、超一流のマジシャンですが、マジックの関連する心理に興味を持ちロンドン大学で心理学を専攻、エジンバラ大学で博士号を取得するという名前どおりのワイズマン。幸運以外にも早朝覚醒で悩んでいる私には興味津々の「よく眠るための科学が教える10の秘密」などいろいろ本を出していますので是非読んでみたいと思います。

幸運を呼び寄せる4つの法則

①チャンスを最大限に広げる

②虫の知らせ(直観・本能)を聞き逃さない 

③幸運を期待する

④不運を幸運に変える

 結局、運は神様が人を選んで授けてくれる訳ではなく、皆平等に運も不運も偶然降りかかってくる。その幸運を選んでつかむ確率を上げるためにはその機会と直観力を増やさなければならない。宝くじは、買わなければ当たらないし、たくさん買った方が確率が上がるのである。

 チャンスを最大限に広げる性格「協調性、誠実さ、外向性、開放性」(統計的に知能は運のいい悪いには関係しないことが明らかにp51)

運のいい人の共通する特徴(詳しくは本を買って読んでください)

①運のいい人は運のネットワークを築き広げている(対人関係で重要な笑顔・アイコンタクト・表情が無意識にできている)

②運のいい人は力を抜いて生きている。(リラックスして開放的な状態で心が安定)

③運のいい人は新しい経験を喜んでうけいれる

④運のいい人は直観と本能を信じて正しい決断をする。(無意識に直観を高める方法を知っている)

⑤運のいい人は未来をバラ色と信じている。

⑥運のいい人は粘り強く失敗しても諦めない。

⑦運のいい人は対人関係がうまくいくと思っている。

⑧運のいい人は不運のプラスの面を見ている。

⑨運のいい人は不運な出来事も長い目で見れば最高の結果になると信じている

⑩運のいい人は不運にこだわらない

⑪運のいい人は積極的に行動して将来の不安を避ける

シンプルで実践できる幸運をつかむトレーニング

①幸運宣言

②本の中にある12の質問に答え自分の幸運のスコア(幸運のプロファイル点数)をつけ足りないところを重点的に鍛える

③日常生活で実践する

④前日経験した運のいい出来事をできるだけたくさん「幸運の日記」を毎朝つける。

 生まれながら幸運なひとはいない。運のいい人は自分でも気づかないうちに幸せで充実した人生をおくれるような考え方を身に付けていく。幸運になるための努力をしなければならない。

 自分なりにまとめると、興味をもって、いろんな人と出会い(人から好意を持たれるような性格と中身が必要)直観力で行動する。そして失敗してもめげないこのマインドが大事なんでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


音楽

前の記事

WaveTone