僕の死に方(エンディングダイアリー500日)/金子哲雄

読書

TVで人気のあった流通ジャーナリスト金子哲雄さんが治療法のない肺のカルチノイドという悪性腫瘍を患いながら最後まで病気を隠し、仕事を続け41才の若さで天寿を全うされた。そして、死ぬ1か月前からお世話になった方へ病気を隠しながら仕事を続けたことへのお詫びとお礼のために残した本である。

TVで見た愛嬌のある笑顔の金子さんの姿からは、病気にならなければ理解できない死生観、そして最後まで病気と闘いまわりに気をつかいながら自分の葬儀と葬儀後の感謝の全国キャラバンイベントまでプロデュースしていたとは微塵も想像できなかった。

人間根拠のない自信で平均寿命までは生きられるだろうとのんびり考えている人が大半であろうと思うが、こういう病気になってこそ命が輝くこともできるのかなとつい思ってしまう。

もし、今もご存命であればYouTuberやブロガーでかなりの人気を得ていたであろうと思うと惜しい人を亡くしたものである。

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