パンケーキ(ホットケーキ)

 パンケーキの「パン」は、フライパンなどの調理器具で焼いたケーキの名称です。形状は円形が一般的で、ワッフルやクレープなどもパンケーキの部類。

 海外では薄いパンケーキが一般的。日本ではよくデザートとして食べられますが、砂糖の量を減らし甘さを抑えたものは、朝食やランチに卵やベーコンと一緒に。おやつにも主食にもなるのがパンケーキ。

ホットケーキは焼き立てを食べることから「hot cake(温かいケーキ)」という呼称になったと言われています。パンケーキに比べると甘さが強く、より厚みを持つケーキを指すことが多い。

パンケーキレシピ 材料(2人前)

材料

  • 薄力粉 160g
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • 砂糖 40g (きび砂糖・・
  • 塩 小さじ1/4
  • 卵 (Mサイズ) 1個
  • 牛乳 110ml
  • トッピング
  • 有塩バター 10g
  • メープルシロップ 大さじ2
  • ミント 適量

作り方

  • 1.ボウルに粉類の材料、砂糖、塩を入れ泡だて器で混ぜ合わせます。
  • 2.卵、牛乳を加え粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
  • 3.フライパンを強火で熱し温まったら火から下ろし濡れた布巾にのせて温度を均一にします。
  • 4.弱火にし、2の1/4量を入れ3分ほど加熱します。
  • 5.焼き色が付き、表面がぷつぷつしてきたら裏返し弱火で2分ほど加熱します。中まで火が通り、焼き色が付いたら火から下ろします。同様に3枚焼きます。
  • 6.皿に盛り付けてミントを添え有塩バターをのせ、メープルシロップをかけてできあがりです

料理のコツ・ポイント

 ベーキングパウダーは水分と熱を加えることで炭酸ガスを発生します。 焼いている時に、生地の表面がプツプツしてくるのは、炭酸ガスが発生しているためです。 ホットケーキは、この炭酸ガスにより、ふんわり膨らみます。

 ベーキングパウダーは重曹と重酒石酸カリウム、炭酸アンモニウムを混ぜたもので、水分に反応して発生する炭酸ガスによって生地をふくらませます。さらに熱で反応が加速するため、生地は寝かせず混ぜたらすぐに焼く、が鉄則です。

 開封後のベーキングパウダーの賞味期限は1~2ヶ月程度で、商品によっては半年~1年程度もつ場合もあります。ただ、開封後は時間が経つほど品質が劣化していくので、早めに使い切ることが原則です。頻繁に使わない場合は、少量ずつ個包装された商品を購入することで、日持ちさせやすくなりますよ。ベーキングパウダーは高温多湿を避け、冷暗所で常温保存が基本です。保存の際は湿気を避けることが大事。

 アルミ製の袋に小分けになっているタイプは、開け口を数回折り曲げて閉じ、テープでとめて密閉保存します。缶入りのタイプは、しっかりと蓋を閉じてから密閉袋などに入れて保存しましょう。乾燥剤を入れるとなおいいですよ。

 フライパンにはサラダ油やバターをひかずに焼き上げています。そうすることで、ホットケーキの焼き色を均一にし、きれいな仕上がりになります。フライパンを濡れた布巾にのせることでフライパンの温度を一定にし、きれいな焼き上がりになります。

粉を混ぜたら粉気がなくなるまでホイッパーでよく混ぜて下さい。ダマが残っていると膨らみが悪くなります。

レシピどうりに作ってみました。

材料費 薄力小麦粉          31.68円 (198円/kg)

ベーキングパウダー           4.36円 (218円/100g) 

牛乳                 30円

卵(M)                28円

沖縄の砂糖              19.8円 (198円/400g)

沖縄のあら塩             2.15円 (258円/120)

バニラエッセンス                 (198円/瓶)

だいたい2人前100円くらい、これにメイプルシロップ、バター、トッピングのバナナ、シナモン、ジャムなどを足しても1人前100円くらいでできるのでは・・・

反省点

  • もう少し薄く焼いて、中に火をしっかり通した方が良かったかな
  • トッピングに、バナナ、ドライフルーツ、シナモンパウダー、ジャムを足してみたが見栄えを工夫したほうがいいし生クリームもあった方が良かったかな

再チャレンジで、さらに弱火で生地の量少な目で焼くと前よりふっくらして美味しくできました。

モーニングセットにしては量が多すぎる。腹いっぱいになりました。

天使のスフレパンケーキ作り方

幸せのパンケーキ風ふわふわパンケーキ

材料 (1人分(3枚))

卵L1個

グラニュー糖10g

薄力粉か強力粉15g

ベーキングパウダー1g

牛乳10g

[下準備]

材料を準備し、ホットプレートを保温程度の弱で温めスタート。フライパン焼きはアドバイス出来ません。ガスかIH、フライパンの種類でも変わります。初心者には火加減が難しいです。
お湯を沸かしておく。

①卵を卵黄と卵白に分け卵白は冷凍庫へ。

[作り方]

卵黄に牛乳、振るった薄力粉(強力粉)とベーキングパウダーを合わせてよく混ぜる。

②冷えた卵白にグラニュー糖を3回に分けて加え固めのメレンゲを作る。

③出来たメレンゲの出来の悪そうな所をひとすくいとり、①の生地にしっかり混ぜる。

④、③で混ぜた生地を残りのメレンゲに合わせます。

⑤、下からすくって返してを繰り返しながら、少々メレンゲが残る程度まで混ぜます。

⑥ホットプレートに薄く油を敷き、生地をこんもりのせる

熱湯大1/2~1を加えて蒸気焼き開始(弱火でじっくり焼きます)

⑦蓋をして焼いていきます。時々ホットプレートの中の水分を蒸発させるように傾けて焼く

底に焼き色がついたら優しく返し、再度熱湯を加え蓋をして蒸気焼きします。

側面をヘラで触って生地がつかなくなったら完成

薀蓄

日本のパンケーキブームの始まりは、2008年に鎌倉・七里ヶ浜にオープンしたオーストラリア発のbills(ビルズ)、2010年に東京・原宿にオープンしたハワイ発のEggs ’n Things(エッグスンシングス)の上陸が大きいそうです。

Eggs ’n Things(エッグスンシングス)は、行列のできるパンケーキ店として数々のメディアで紹介され、開店当時の週末は1~2時間待ちが当たり前。フルーツとクリームがたっぷり盛られた超フォトジェニックなビジュアルが、若い世代に大ヒットしました。

2023年9月原宿のEggs ’n Thingsに行って、シンプルなホットケーキを頼んでみました。生クリームの半端ない量でインスタ映えしますが、一人では食べきれない量です。1300円くらい(飲み物別)

 2010年頃までは薄焼きパンケーキを提供するお店が多かったのですが、現在は厚みのあるスフレパンケーキが主流になっています。

スフレパンケーキとは、卵の卵白を泡立てたもの(メレンゲ)を生地と混ぜ合わせ、オーブンやフライパンで焼いたもの。口に含むとすっと消えてしまうような、しゅわしゅわととろける食感が特徴です。その丸っとした可愛らしいビジュアルも相まって、インスタ映えスイーツとも呼ばれています。

ホットケーキといえば、蜂蜜とシロップをかけて食べるイメージですが、現在はパンケーキと同様に、フルーツやクリームと一緒に食べる傾向が強くなっています。

お店によっては、厚さ5cmを超えるものもあるほど。味はそこまで変わりませんが、いわゆる映えるスイーツとして年々変化しています。

岐阜のパンケーキのおいしい喫茶店で検索して、「むさしの森珈琲」のパンケーキセットを食べてきました。

スフレパンケーキで、やわらかいホットではなく冷たかったですが盛り付けも上手ですね。このお店は、すかいらーくグループのお店で資本力ありますから店内もきれいでした。

今の流行はスフレパンケーキなんですね。

Cafe Rob(台湾パンケーキFC)輪之内店

知人おすすめの最近できた、パンケーキのフランチャイズ店で(Take out主体だがイートインもできる)、店員さん一番のおすすめがクリームブリュレホールケーキ(\750)ドリンクは、ホットモカラテS(\480)。パンケーキが三段になっていてトプにカスタードクリームと焦げたカラメルがトッピングしてまわりに砕いたクッキーが添えてある。

建物も新しく、芝生の庭もあっていい感じでした。