「戦争と平和」の世界史/茂木誠

「戦争と平和」の世界史/茂木誠(N予備校世界史講師で世界史YouTuber)の読後感:世界史に表と裏があるとするなら裏をわかりやすく解説しているので、なるほどそうだったんだ世界史は面白いな・・この先生に習っていれば世界史が好きになったかも。中でも、日本が勝てる見込みのない第2次世界大戦に引きずり込まれたのはソ連のスターリンドイツ・ソ連戦争に専念(当時ソ連と日本は満州の利権争い中)するため日米の政治・軍事の中枢にいる共産主義の高級官僚を使い対米戦争に仕向けた。瀬島龍三もその軍事官僚の一人だったが戦後も政治・経済の中枢に影響を及ぼし伊藤忠商事の会長を務め95才の長寿を全うしたというのだから凄い人がいたもんだ。
 個人的感想だが、マスメディアが国民に不安を煽り世論の圧力で政治家や官僚が国家の大計を見失い国家を滅ぶという構造があるとするならマスメディアを操る共産主義者に騙されないよう気をつけないといけない。貧富を無くし皆平等の生活という共産主義の理想はいいが、それを実現できた共産主義国家はない。・・
 大日本帝国の共産主義官僚は日本が敗戦することにより社会主義革命を起こすという汚い発想で300万人の日本人戦争犠牲者を出したが、結果として日本は世界一優秀な社会主義国家にしてしまったのかな。YouTubeのもぎせかチャンネルを見ると理解が深まります。https://www.youtube.com/watch?v=G4aRZQTyoDs

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