リンパ節の腫大
リンパ節は免疫細胞であるB細胞やT細胞が集まり、異物に対する免疫応答を活性化する場としても機能します。
間質液は、毛細血管に回収されるほか、一部はリンパ管に取り込まれます。
リンパ節は、網状内皮細胞からなり、リンパ液に入った細菌や異物を濾過、貪食、除去するフィルターの役割を果たします。
リンパ節が腫れるということは
感染症・・細菌・ウイルス感染によるリンパ節炎、急速に腫大し痛みを伴うことが多い。
悪性腫瘍・・リンパ節の腫瘍化で初期は無痛
リンパ節の大きさ、硬さ、痛み、可動性、必要に応じてエコー検査、生検を行う。
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- リンパ肉腫
- 咽頭炎
- 膿皮症
- 犬伝染性肝炎
- 全身性紅斑性狼磨
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- 結核
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