リンパ節の腫大

リンパ節は免疫細胞であるB細胞やT細胞が集まり、異物に対する免疫応答を活性化する場としても機能します。

間質液は、毛細血管に回収されるほか、一部はリンパ管に取り込まれます。

リンパ節は、網状内皮細胞からなり、リンパ液に入った細菌や異物を濾過、貪食、除去するフィルターの役割を果たします。

リンパ節が腫れるということは

感染症・・細菌・ウイルス感染によるリンパ節炎、急速に腫大し痛みを伴うことが多い。

悪性腫瘍・・リンパ節の腫瘍化で初期は無痛

リンパ節の大きさ、硬さ、痛み、可動性、必要に応じてエコー検査、生検を行う。

犬のリンパ節の位置

  1. リンパ性白血病
  2. リンパ肉腫
  3. 咽頭炎
  4. 膿皮症
  5. 犬伝染性肝炎
  6. 全身性紅斑性狼磨
  7. ブルセラ症
  8. 結核
  9. ノカルジア症
  10. スポロトリコーシ
  11. ヒストプラズマ症
  12. プラストミセス症
  13. エールリチア症
  14. エロコミン吸虫熱
  15. 鮭中毒症
獣医

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