アフィリエイトの考察
affiliateの英語を辞典で調べると加入させる、合併させるという意味なのだが、ITではウェブサイトなどで企業の広告を出し見たり商品を購入したりすると報酬が支払われるという広告手法で1996年頃から始まったと言われている。
アフィリエイトは大きく2つに分けられ、広告主とウェブサイトの仲介するアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)から報酬が支払われる。
①商品を購入した実績に応じて支払われる成果報酬型
②広告を見た(クリック)数によりり支払われるクリック型
なじみのあるASPの主なものはGoogle Adsense(クリック型、審査あり)楽天アフィリエイト(成果報酬型、審査なし)他にも数多くある。
アフィリエイトの報酬を求めるあまりに虚偽や誇張表現を用いた記事や広告サイトを制作して広告主のブランドイメージの毀損や消費者トラブルがあるので、アフィリエイターを審査する(ASPGoogle Adsense)ASPもある。
商品購入に至ったことをコンバージョンというが2020年の広告媒体調査でアフィリエイト(22%)で次に同率16%でインスタグラム、ニュースアプリ、YouTube、Lineが続く。TVや雑誌、新聞広告の衰退は言うまでもない。
今後もアフィリエイトは増えていくと思う。
趣味で更新しているブログの場合はクリック型 で必要最低限の掲載にとどめるのがいいように思う。クリック型のASPのサービスのナンバーワンは1クリックあたりの単価が高く、多くの個人ブロガーも導入しているGoogle AdSensのようだ。
ただ、審査も厳しく、誰でも簡単に広告掲載できるわけではない。自分も過去のフェイスブック投稿記事にプラスアルファし100記事になったところでAdSence申請して待つこと1週間、やっと審査が通過した。
審査基準は公表されていないが信頼できるWebサイトであることに加え次の課題をクリアしないと審査が通りにくいらしい。広告主が求めるイメージが理解できるが、たぶんAIが機械的に審査しているんだろう。
①サイトのHTMLソースコードに広告コードを挿入できるか?(無料ブログサービスを利用している場合、サイトの②HTMLソースコードを操作できず、無料ブログサービス会社が広告を貼り収益化しているから無料化できるわけだ)
③十分な量のコンテンツがあるか?(最低でも600〜800文字程度の記事を10〜15ページ)
④コンテンツの内容が不適切でないか?
⑤お問い合わせ・プライバシーポリシーがあるか?
さらに通りやすいブログサイトの条件は
① ユーザーの「悩み」や「疑問」を解決する
② 独自性のある記事
③理想的な文字数・記事数
④画像を入れる
⑤操作性の高いページづくり
が必要らしい。
審査が通るとメールで広告用コードのお知らせがありこの広告用コードを<header>に貼り付け、テスト用広告をブログに貼り付けテストが完了すると本運用となる。あとは広告コードが自動的に、サイトの内容にふさわしいとされる広告を掲載してくれる。
ここまでこぎつけるのが結構面倒な作業でかなり時間がかかった。ここまで来れたのもYouTubeのリベラルアーツ大学ブログ基礎講座のおかげで、これからブログを始めようとされる方におすすめの講座だ。
実際に、広告収入が得られるまでには1,000円以上アフィリエイトが貯まらないと銀行口座に振り込まれない。クリック単価(CPC)は、ユーザーの 1 回の広告クリックから得られる収益額で広告主が決定しているが平均でだいたい30円から40円くらいらしい。
自分はというと、広告が1000回表示されるとどれくらいの収益が見込めるのかインプレッション収益(RPM)が2円となっていた。どうやら、広告をクリックする人はいないらしい。5,000回以上自分のブログを他人に見て貰わないとお金が1円も入ってこないのである。
簡単には稼げないアフィリエイトなのです。